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ただいまのおすすめ本

ついこの間、新年の挨拶をしたばかりと思っていたのに、あっと言う間に、ひと月近く経ちました。

体調がいまいちで、サイトの更新作業はいつもに増して、ゆっくりペースになっています。

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(1月25日)


今回は、タンタンの冒険旅行のシリーズの残りの絵本の紹介です。

今年の12月に、このシリーズの『ユニコーン号の秘密』を原作とした、スピルバーグ監督の実写映画が、それも3D映画が公開されるそうです。

『髪結いの亭主』のルコント監督が、「実写では原作を超えられない」と断念したというタンタンの冒険を、スピルバーグ監督がどう映像化したのか、とても楽しみです。


まずは『タンタン ソビエトへ』

「タンタンの冒険旅行」シリーズより 『タンタン ソビエトへ』 

1929年(昭和4年)に発表された、タンタンの冒険第一作目で、作者のエルジェが弱冠20才のデビュー作です。

本人は、内容について、あまり正確とはいえない資料を基にしたため、「若気のいたり」と後悔し、この作品だけがカラー化されませんでした。

そのため、この巻も白黒のままですが、とてもデビュー作とは思えない躍動感や画力はすばらしいものです。


次は『タンタンのコンゴ探検』

「タンタンの冒険旅行」シリーズより 『タンタンのコンゴ探検』 

この作品は、上述の『タンタン ソビエトへ』に続く2作目。

当時、ベルギーの植民地だったアフリカのコンゴへ、タンタンが出かけます。

どうしても当時の社会通念を反映してしまい、植民地主義や、野生動物の狩猟シーンなどが出てきますが、それ以外では、いつものスピーディな展開と、美しい絵が楽しめます。


次は『タンタンとピカロたち』

「タンタンの冒険旅行」シリーズより 『タンタンとピカロたち』 

これは1976年(昭和51年)に発表された、完成原稿としては最後の作品です。

タンタンやハドック船長の旧友のアルカサル(元将軍)が登場する、緩い革命劇です。

アルカサルが「小鳩ちゃん」と呼ぶ妻が登場して、物語を盛り立てます。


最後は『タンタンとアルファ・アート』。。

「タンタンの冒険旅行」シリーズより 『タンタンとアルファ・アート』 

この物語を完成させることなく、作者がなくなったため、ラフスケッチの遺稿集です。

読みやすいレイアウトにするためか、ラフスケッチとシナリオを同時掲載する形の巻となっています。

物語はクライマックスで途切れてしまいますが、完成された絵ではなくても、そこまで十分読者を引っ張ってゆく力を持っています。

あともう少しでストーリーが完成だったのに、と残念です。


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