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「少年探偵・江戸川乱歩」シリーズ 旧版
   『少年探偵46 三角館の恐怖』

「少年探偵・江戸川乱歩」シリーズより(旧版) 『三角館の恐怖』 この画像はリンクしていません

18.5cm×13.5cm(B6判ぐらいの大きさ)
(日本)
江戸川 乱歩 著
岩井 泰三 カバー絵 
岩井 泰三 さし絵 
ポプラ社
(この巻は絶版)


「少年探偵」シリーズ旧版の46冊目

「少年探偵・江戸川乱歩」シリーズ旧版46冊目。第一刷発行は、1970年(昭和45年)。旧版のみの発行で、現在発行されている新版のシリーズには含まれていませんので、図書館か古書店で探してみてください。

雑誌「面白倶楽部」(光文社刊)に1951年(昭和26年)1月号から12月号まで連載された、一般向けの『三角館の恐怖』を、子ども向けに書き直した作品です。


『三角館の恐怖』のあらすじ(冒頭部分のみ)

雪が止んで、どんよりと曇った空の下を冷たい風が吹く中を、弁護士の森川吾郎が歩いていました。

森川弁護士は、川沿いの道を急ぎだし、「その角を曲がると、蛭峰家の玄関だ」と、塀越しに建っている古ぼけたレンガ作りの洋館を見上げました。

この建物は「三角館」と呼ばれていました。

元は正方形の敷地に建っていた一軒の住宅だったものを、一本の対角線でふたつに区切ってしまい、二軒の住宅にして使っているのです。

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翻案もので、元の小説は『エンジェル家の殺人』

この巻は、乱歩のオリジナルではなく、アメリカの作家ロジャー・スカーレットが1932年(昭和7年)に発表した『エンジェル家の殺人』が原作です。

それを乱歩が翻案して、一般向けに昭和26年に「面白倶楽部」に連載し、それをまたこの少年探偵シリーズの旧版のために、少年向けに書き直したものです。

原作が本格ミステリーなので、いつもの乱歩の世界のムードはあまり感じません。

莫大な財産を巡っての殺人事件のトリックや謎を解くため、弁護士の森川氏の友達として明智小五郎が登場します。

建物の見取り図が数枚掲載されていて、これを眺めながら、探偵になったつもりで推理するのが楽しい物語です。

確かにお金絡みの物語ですが、単なる金目当てではなく、複雑な人間関係も絡んできます。

少年探偵シリーズの旧版は、本格ミステリーで締めくくりとなりました。

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なるべく中学生以上の方に

「少年探偵・江戸川乱歩」シリーズの旧版についてのページでも述べていますが、子ども向けに書き直したといっても元は一般向けの作品です。

この巻ではそれほどむごたらしいシーンは登場しませんが、殺害された被害者の描写があるので、小学生にはあまりお勧めしません。

小学生や、ミステリーを読みなれていない方には、シリーズ1冊目の『怪人二十面相』から26冊目の『黄金の怪獣』までをお勧めします。

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『三角館の恐怖』のオンライン書店のページ

「少年探偵・江戸川乱歩」シリーズより(旧版) 『三角館の恐怖』 ハードカバー版 この画像はリンクしていません

18.5cm×13.5cm(ハードカバー)

この巻は、現在では絶版になっているので、図書館か古書店で探してみてください。アマゾンには、マーケットプライスのリンクがあります。

少年探偵江戸川乱歩全集〈46〉三角館の恐怖  
   (アマゾン・マーケットプレイス)

以下のリンクは、一般向けの『三角館の恐怖』のものです。

       

   三角館の恐怖 (創元推理文庫) (アマゾン)

   江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫) (アマゾン)

以下のリンクは、『三角館の恐怖』の原作『エンジェル家の殺人』のものです。

   エンジェル家の殺人 (創元推理文庫) (アマゾン)


『三角館の恐怖』関連のホームページ

「少年探偵・江戸川乱歩」シリーズの出版社
      ポプラ社

作者 江戸川乱歩の出身地 名張市のホームページ
      名張市 乱歩TOP


このページの情報は、ポプラ社の目録や名張市図書館のホームページ、雑誌「サライ」の特集「江戸川乱歩と少年探偵団」などによります。


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